心理学で交渉や販売、営業を有利に【一瞬でYESを引き出す心理戦略】

営業などモノを売る仕事や、商談や交渉が仕事の中であったり、
外部の人と接しなくても、社内でのコミュニケーションがあったりと、
仕事で人との関わりは切っても切れません


今回はメンタリストDaiGoさんの著書「一瞬でYESを引き出す心理戦略」からメンタリズムを用いた人間関係を良くする方法を学んでいきたいと思います。

 

 

 


気持ちのいい仕事環境は人との信頼関係がすべて


確かに仕事に限らず悩む事で多いのが人間関係ではないでしょうか。


それではさっそく見ていきたいと思います!

 

メンタリズムの基本

 

観察する:外見や言葉に現れたものから手掛かりを探る。
相手の表情、体の動き、言っていること、持ち物、身なりを観察する。

 


観察する時のポイントはただぼんやり見ているのではなく、

会話に興味があるかどうかを表情で読み取ったり
相手がバッグを開いた時に中身にどんなものがあるか、

を見たりと細かいところまで観察する事です。

 

分析する:手掛かりをもとに、心理を読み解く。
分析は観察とセットで行う。


分析をすると言われても難しいですよね…


ここは個人的には「予測する」ということが大事なのではないかと思います。


例えば、腕組みが癖の人は自己防衛心が高い人なのかな。と予測することができます。


癖を観察することができれば、今の時代、インターネットで調べればどんな特徴の人なのか分かりますので、繰り返すことで知識を貯めていくことができそうです。

 

信頼される:相手を理解し、信頼を勝ち取る


誘導するための大きなポイントとなります。


ここは本書の中で一番使いやすく、一番重要なポイントではないかと思います


冒頭で紹介した通り仕事環境の中でも最も重視すべきポイントです。


自分から打ち明けることで相手にも自分も話さないと悪いなと思わせる。


これは使えますね!


何か聞き出したいことがある時にはまずは自分の事を話し、


○○さんはどうですか?


と話を振ってみることで聞きたいことが聞き出せる確率がグッと上がります

 

誘導する:暗示を入れ、人を動かす。
相手を思い通りにコントロールする。


メンタリストっぽい事が出てきましたね…


人をコントロールする事なんてできるの?と思ってしまいました。


方法の一つとして取り上げられているのが、


意識させたい言葉を繰り返すという事です。


このくらいなら意識すれば出来そうですね!

 

日常で使えるメンタリズム


欠点を先に伝える


先に欠点を伝える事で「真面目な人だな」と思わせて、信頼に繋げることができます


欠点てなかなか言いづらいですよね…


ですが、先に言うほうが後で言うよりも「お得」らしいので、


どうせバレるなら自分から先に言っちゃいましょう!


言いたくないミスの報告などにも使えそうですね。

 

時間帯を選ぶ


交渉事をするなら午後イチか、できるだけ夕方に近い時間に行う。


これは満腹と脳との関係で、満腹時にはYESを引き出しやすくなるそうです。


普段何気なく空いている時間で約束してしまう事が多いですが、


なにかYESを取りたい場面では、時間も気にすると良さそうです!


ただし自分は満腹にならないように気を付けましょう


自分の判断能力も鈍くなってしまいますので…

 

ランチで人は協力的になる


人は食事をしている時の方が相手に好意的になる。


でもランチをしながら、交渉って話しを振るタイミングが難しいですよね…


話を切り出すタイミングは食後のコーヒーを飲んでいる時がベストだそうです。


人に何かお願いしたい時はまずはランチに誘う。


やってみてはいかがでしょうか?

 

まとめ


この本を読もうと思った時に、


メンタリズムを使って人を操るなんて難しそうだな…と思いました。


ですが、読んでみると日常で簡単に使えるテクニックばかり紹介されています。


今回ご紹介した内容の詳しい解説や、より販売に活かせるテクニックも満載です。


是非読んでみてください!